麻雀の役の中の一つに、一盃口があります。いろいろとある役の中でも比較的あがりやすい役で、門前役の一種です。基本的な役の作り方は、同じ順子を2つセットにします。

例えば次のような形です。
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一盃口は麻雀の初心者でも比較的作りやすい役といえるのではないでしょうか?メンタンピンを狙いながら、あわよくば一盃口を作るという戦法は結構効果的です。ちなみに平和との相性がいい所も忘れないようにしてください。

一盃口を作るときに順子による両面待ちが生じることもありますが、この時には注意が必要です。この場合、安目のできる可能性があるからです。
例えば次のような形
22334
でリャンメン待ちテンパイ、1が来れば和了りですが122334になってしまうのでイーペーコーにはなりません。

それから門前役なので、チーはもちろんのこと、全く関係のない面子をポンやチーすることもできません。

一盃口の上位役として、二盃口という役もあります。同じ順子の組み合わせを2つ作ることなのですが、門前役の一種で三翻役の中ではレア度が最も高い役として知られています。同じ順子を3つや4つ作って成立させる役もローカルルールの中では存在します。

 

■個人的なイーペーコー体験談
昔、それほどアリアリルールが盛んではなかった頃、いわゆる完全先付けルールなので手の中で役が完成してなければいけないルールがあります。このとき次のような手でテンパイ。
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これは3ピンしか和了れませんし、3ピンあがった時点でイーペーコーが確定しますので、完全先付けルールでも和了れます。しかし、次のような手でテンパイしたらどうなるか?
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リーチをかければリーチが確定役になるのでいいんですけど、ダマでは和了れない事があります。麻雀のルールって結構その雀荘や地域やローカルで異なるので、この手がダマでツモなら和了れる、という場合とロンで2なら和了れる場合と、2のロンでも和了れない場合があったりします。

いちいちルールを確認するのが面倒なので、完全先付けルールはやらなくなりました(笑)場によってはいきなりコレでチョンボ食らう事もあるので要注意な役でした。まあイーペーコーに限らないんですけどね。