麻雀の役満の手にはいろいろな種類がありますが、字一色のその中の一つです。

字牌だけによって構成されている役です。実際に作るとなると、捨て牌に偏りが生まれますし、副露が派手になってしまう傾向があるので、ほかのプレイヤーに何を狙っているのか気づかれやすいです。

和了系としては、対対和もしくは七対子のいずれかの形になります。この部分は、混老頭と似ています。

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字一色の場合、ほかの役満と複合することも多いです。

もし風牌をすべて使っている場合には、四喜和が複合します。

また白と発、中をすべて刻子もしくは槓子にすれば大三元と複合する可能性もあるわけです。

7種類の字牌の中でも5種類を使うことになるので、以上2つと複合する可能性は結構高いです。

字一色を作る難易度は役満だけあって、やはりトップレベルだと思ってください。

そもそも7種類の字牌をすべて集めるというのは、かなり実際にやってみると難しいです。破壊力はかなりのものですが、狙って作れる役ではないと思うべきです。

配牌で字牌雀頭が3つあれば狙いたい

可能性は低いですが狙わないと届かないのが役満ですね。

そして役満を狙いに行くと他の役や手の進行と引き換えにしなくてはいけません。それが字一色だと思います。

字牌だけを集めます。それと他の和了りの可能性を残しておくために123や789の順子も揃えに行くかもしれません。

そうすると牌に偏りができます。最終的にはなかなかポンも出来ず、字一色の元となる牌が河に捨てられてコーツを集められず手牌がボロボロになる可能性も。

降りやすい?字一色

字一色を攻めに行くと当然字牌が入ってきますので他家からリーチがかかれば字牌を使って降りやすい可能性があります。

しかし難しいのはポンを1回、2回としてしまうと手牌が狭くなりますから捨てられる牌も限られ、自然と降りにくくなるのがデメリットでもありますね。

このような時は大抵頑張っても役牌のみの手で突っ張ろうとして振り込むのが落ちです。

無理だと思ったら完全に降りにまわるのが鉄則でしょう。