麻雀の役の中の一つに、二盃口という役があります。一盃口の上位役になります。同じ組み合わせの順子が2組存在することによって成立します。一盃口×2と覚えておけばいいです。門前限定の3翻役になります。

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二盃口は一見すると対子が7つ存在するような感じになるので、七対子ではないかと思ってしまう人もいます。しかし高点取りの原則がありますので、二盃口の方が一般的には成立したと見なされます。一盃口と一緒で門前役ですから、チーをすると成立しなくなるので注意してください。

チーができないので、レア度は高くなります。あるところが和了役のデータ集計をしたところ、一般役の中では三槓子について和了回数の出現回数の少ない役だったといいます。和了回数で見てみると、レベルは四暗刻や国士無双、大三元といった役満と同じくらいの出現確率です。

七対子と同じ形になるので、注意しないといけません。二盃口の場合順子なので待ち牌を見逃す恐れもあるからです。

 

二盃口じゃなくてもピンフイーペーコーや七対子も

二盃口は狙ってできる役ですが、最後のテンパイの形式がカンチャンなら確定、リャンメン待ちになれば二盃口が無しになってピンフイーペーコーとなります。リーチをかけておけば、リーピンイーペーで3翻。3900点と安め。リーピン二盃口なら文句なしの満貫です。ダマで二盃口ピンフで上がっても満貫ですので、場の状況を見ながら、といった感じでしょうか。二盃口和了りの残り3枚のうち何枚使われてるか予想して、ですね。

さて、二盃口ですが場合によっては七対子への早変わりも可能です。二盃口カンチャン待ちでは待ち牌が少なく和了りにくいと判断すれば字牌や端牌待ちに切り替えてもOKですからね。そしてこれらの役のメリットとしてはドラが乗れば必ず2枚乗ってしまう点です。満貫~跳満まで見える役ですので大事に育てたいところですね。三飜役だからと無理に固執しすぎないで柔軟に対応したい役です。