1翻役はいろいろと麻雀の中でもありますが特殊な役といわれているのが、嶺上開花(リンシャンカイホウ)です。

嶺上開花とは、嶺上牌をカンした時に引き、ツモ和了した場合に成立します。

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嶺上開花自体を狙うことはまずないといっていいです。というのもカンのリスクがありますし、しかも来るかどうかは運によるところが大きいからです。

ですから嶺上開花の基本的な戦略としては、役牌や対々和の役狙いで勝負して、たまたま来ればいいかなくらいの感覚でいるべきですね。

加槓の場合は嶺上開花をするためだけに行うのはあまりにリスクが大きいので、やめておきましょう。というのもチャンカンされるリスクもあるからです。

字牌の場合であれば、搶槓されるリスクは低くなります。ただし国士無双の場合には、搶槓の可能性があるので注意が必要ですね。

カンが成立してツモった時点で和了になる所も特徴的です。このため、カンドラをめくれる可能性があります。ただし嶺上開花の場合にはカンドラできないローカルルールの所もあるので確認が必要です。

 

複合役にもなる嶺上開花

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この例ですと門前での暗カンによる嶺上開花なので嶺上開花+門前清自摸和の2翻がとなります。ドラが乗ればプラス1翻ですしカンドラが乗って満貫に届く場合もあります。

嶺上開花はあと1翻欲しいときに出ると本当に嬉しい華やかでExcellentな幸運役だと思いますね。

 

嶺上牌がコロン?!

麻雀を打ってるとよくあることかもしれませんが嶺上牌の1枚目(つまりカンをしたときに1番最初にツモられる牌)がコロンすることがあります(笑)

そういうのはあざとく発見して覚えておくに限ります。確率は低いかもしれませんがコロンした牌で嶺上開花を狙える可能性もあるからです。そうでなくても加槓によって1枚自分が知ってる牌をツモる事ができるのですから、チャンスは大きいでしょう。

いままでの麻雀歴の中で嶺上開花は何度かありますね。10回はありませんけどリーチ後の嶺上開花ツモは圧巻でその後のカンドラ、カン裏も期待できるのでワクワクでした。それからハイテイリンシャンツモという3翻役も1度だけあります。かなりレア役なんですけど嶺上牌ツモが海底摸月というケースもあるので起こり得た複合役です。