麻雀において「リーチ」「立直」は最も基本的な役といえます。
リーチというのはあと1枚で和了りという時にわざわざ「リーチ」と宣言して周りに知らせる事を言います。

これはもう例えばポーカーをやっていていまワンペア持ってまーす、3枚チェンジしまーすと言ってるようなものです。
あるいは花札で、猪鹿蝶もってまーすって言ってるようなものです。

自分はもうあと1枚いいのがくれば和了りなんだ、ということを宣言してしまうことは大きなリスクを負うことにもなります。
相手があなたにロンされないようにオリる場合もあるし、回し打ちする場合もあるからです。

さらにリーチを一旦かけてしまうと手牌を変える事は許されません。
相手からロン牌が出るか、自分がツモ和了るまでずーっとツモ切りを繰り返さないといけません。
これはかなりのデメリットと言えます。
相手からリーチがかかっても降りることも、回し打ちすることも出来ないのですから。

そのぶんリーチには大きなメリットが2つあります。1つは役が1つつくので点数が倍になることです。
もうひとつはドラ牌の下の牌=裏ドラをめくる権利があたえられることです。

裏ドラが1枚でも乗れば点数が倍になりますから、リーチをかけて大得点を狙う、というのは大きなチャンスともいえます。

リーチのやりかた

やり方までは言及する必要はないと思いますが一応。「リーチ」と宣言して、自分が持っている千点棒を場に提出します。
そして捨て牌を横にして河に捨てます。これでリーチが完成です。

あとはひたすら和了るまでツモを繰り返すのみとなります。もしリーチをかけて他家に和了られてしまったり、
流局になった場合は、場に提出した千点棒は取られてしまいます。