麻雀の役の一つに、チャンカン(槍槓)があり1翻役の一種です。ほかのプレイヤーが「カン」を宣言した時に、その牌が和了牌の時にそれを使ってロン和了が可能です。ほかのプレイヤーが捨てた牌以外でロンできるのですが、このほかにはこのような役の作り方はありません。

イメージ図としては次のような形です。トイメンが既に八索をポンしていて八索をツモってきてカンをした瞬間に、自分は「ロン」を宣言できます。
chankan01

役はチャンカンの1翻となります。↑の図の場合は赤ドラ1も乗りますが。チャンカンはそれだけで役になりますが狙って出来るものではないと思います。

チャンカンが成立すると、相手のカンが不成立になってしまうので槓ドラが発生することはありません。立直一発の状況に合致すれば一発複合させることも可能です。またもし槍槓が成立していても見逃してしまった場合には、振聴となってしまうほかにもロン扱いになります。このため、自分の振聴の状況であれば、ロンができなくなってしまいます。

1翻役の中にはめったに起きないレア度の高い役といわれています。そもそも加槓の発生する状況というのがなかなかありません。しかもポンされているハイで待つという前提もあるので、待ち牌の残りが少なくなます。このため不利になってしまうので、あまり狙って勝負をしない方がいいと思います。

アンカンに対してのロンも可能

チャンカンは基本的に他プレイヤーのミンカンに対して自分の和了り牌だったらロンが宣言できるものです。他プレイヤーの暗カンに対してはロンできないのが普通です。
chankan02

でもね、例外で自分が国士無双でテンパイしてる場合は暗カンに対してロンが出来るんですよ。↓こんな感じ。
chankan03

ただコレもしかしたらローカルルールかもしれない(笑)自分の周りではわりと一般的ルールと解釈してるところが多いけど、wiki見たらローカルルールですよ、と書いてあった。

昔少年マガジンで坊や哲という漫画がやってて、それで暗カンに対して哲也が国士無双をロンするシーンが描かれているから、その漫画を読んだ世代は国士は暗カンによるチャンカン和了りが当然のごとくあると、勘違いしてるのかも。まぁそのほうが夢があっていいじゃないですか。

個人的にチャンカンは人生2回

そんなにたくさん麻雀を打ってきた人間じゃないです。中1から20年ぐらいの麻雀歴です。その中でチャンカンは2回あったと記憶しています(笑)記憶力いい方じゃないので。。

どちらも終盤に形式テンパイを取るためにポンした人が後でツモってきてミンカンをしたケースで、それでロン和了りしたことがありますね。ラッキー棚ぼた的な役でしたので、その後は連勝した経験があります。