麻雀の役満の中の一つに、四槓子というものがあります。

暗槓ですべて作るとなると複合役満やダブル役満を認めるルールになっているのであれば、四暗刻単騎待ちと複合するのでトリプル役満となる可能性もあります。

また雀荘別のルールで見てみると、ダブル役満扱いにしている所もあります。

逆に言えばそれだけ難易度の高い手であるとも言えるわけです。

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牌の形は上記のように、四槓子は文字通り、4つの槓子を作る役です。

槓子であれば基本的に何でも構いません。アンカンでもミンカンでもOKです。

このように言われると作れるような感じのする人もいるでしょうが、役満どころかすべての役の中でも作るのが最も難しいといわれています。

ある麻雀専門のメディアが調査を行ったところ、すべての役満の中で記録が一番少なかったといいます。

槓を4回行うということは、16枚の牌が必要になるわけです。

通常14枚の牌で役を作るわけですから、この時点で難易度の高いことはお分かりのはずです。

槓子を使った役はもともと厳しく、三槓子も四暗刻よりも難しいといわれているほどです。

スーカンツの問題は他家の妨害

ルールによって4回目のカンが発生した時点で流れるというルールがあります。

もしあなたがサンカンツまで揃えたとしても、他家によって4回目のカンがなされれば流れてしまうのです。これがスーカンツが出来にくい原因の1つにもなっています。

個人的にいままでサンカンツすら出来たことがないので未知の領域です。

ルールが違う事もある

カンを4回した時点で和了りを認めるルールもあれば、カンを4回して単騎待ちになって、その雀頭が出来た時点で和了りになることもあります。

この場合後者のほうが難しいですね。4回カンをした時点で役満が揃ってるので他家の妨害に合うことはまちがいなしです。

というかむしろここまで揃えたのだから、役満でいいじゃないか、という気もするのですが。