麻雀の役の中で1翻役がいくつかあります。その中でも海底摸月は、特殊な1翻役といえるでしょう。最後のツモ牌でツモ和了した時に成立する役のことです。海底摸月の特殊な所は、メンツ構成が自由で完先の取り決めのない場合には役なしでもOKという点が挙げられます。

通常役を作るためには狙いを定めるものです。ところが狙って作るのではなく、最後のツモでたまたま和了になるという珍しい役なのです。

そのまま和了になった場合、1000点程度の得点しか獲得できず、ドラも付きません。

ですから、泣いたうえで引いてしまった場合にはそのまま捨ててしまうというのも一つの選択肢といえますね。流局になってしまって、自分だけ聴牌になれば3000点ですし、2人でも1500点獲得できるので海底摸月にこだわってかえって損してしまうということも考えられます。

ですから慎重に状況を見極めて、海底摸月にするかどうかを判断すべきです。けど、ツモを和了ってこその運気を呼びこむという考えの方もいるのでおこのみで、という感じですね。

自分自身はハイテイで和了ったことが何度もあります。残り牌4枚でリーチ一発ハイテイツモなんかも嬉しい役ですね。